「光学的に純粋な2座NHC配位子を有する金13ナノクラスター」の論文がChemistry of Materials誌に掲載されました！

光学的に純粋な2座N-ヘテロサイクリックカルベン(NHC)配位子を有する金ナノクラスターの合成に成功し、その成果がChemistry of Materials誌に掲載されました。今回安価な酒石酸を利用することで光学的に純粋なキラルNHC配位子をデザインし、これを用いて金原子13個からなるナノクラスターを合成しました。得られたナノクラスターは電気化学的手法によりCO2還元の触媒として機能することを明らかにしました。

Albright博士、Jacob博士、Yi博士、おめでとうございます！

なお本研究は佃教授、高野助教(東京大学)、ヘッキネン教授(ユバスキュラ大学、フィンランド)、三村教授(名古屋大学)の共同研究になります。